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ミニマムインターベンション

カテゴリー 2005年05月24日

「ミニマムインターベンション」。

 

聞き慣れない言葉かもしれませんが、“最小限の介入”という意味です。

 

今までの日本の歯科治療は“予防管理”の考え方が欠如していたため、虫歯ができては埋め、また再発しては被せてということを繰り返し、最終的には抜いて入れ歯というのが通り相場でした。我々、歯科医もそのことで収入をあげ、生活が保証されていたわけですが、このようなシステムは患者様にとっても生涯歯の治療の苦痛を味わっていかなくてはならないため好ましいこととは言えません。


予防管理を徹底することにより、ごく初期の虫歯であれば進行をストップすることができますし、最小限の治療介入により患者様の治療費の負担も抑えることができます。


意欲的に予防へ取り組んでいる当院のスタッフと共に“ミニマムインターベンション”を目指します。昭和62年に開業した当院は、8年目に現在の速水ビルに移転し今日まで診療を続けております。その間、多くのスタッフや技工所、材料屋さんに支えられ、地域歯科医療を提供することができました。今後も世界の流れと患者様のニーズを読み取りながら、より良い方向を目指したいと思います。

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