2005年05月26日
-インプラントの手術について-
通常、インプラントの手術は思ったほど患者様に負担がかかりません。一般治療の際に使用する局所麻酔で十分痛みは感じません。しかも30分〜1時間ほどで終了します。傷もほとんど外に出ませんから、その日のうちに軟らかいものなら普通に食事できます。また1週間ほどで傷はほとんど良くなるため、専用の歯ブラシで清掃も可能です。
ただし、感染予防の観点から当院においては下記写真のように、完全に清潔な条件下での手術を行なっています。
きれいで丈夫な新しい歯ができました。
前歯が折れて22年が経ちます。その間はずっと差し歯を使用していましたが、インプラントという言葉はまったく知りませんでした。3年ほど前に池田先生より「このままでは歯槽膿漏になりますよ」と診断され、歯茎の手入れの仕方を教えていただき、口臭もなくなりました。しかし、今年の2月のことアイスクリームを食べた時、ボキッと音がして前歯(差し歯)が折れ、再び池田先生を訪ねました。その時です、初めてインプラントを知ったのは。インプラントとブリッジ、それぞれの説明を聞き、私はインプラントでの治療を選びました。手術の時はドリルとハンマーの音が聞こえる以外、痛みはありませんでした。手術後の今は親からもらった歯よりも真っ直ぐとしたきれいな歯を得て、口笛も吹けます。何よりも歯が安定し動かないのがいいです。ブリッジのように両側の歯へ負担もかからないので、私はインプラントをおすすめします。
治療前 治療後