2013年03月06日
こんにちは
春の訪れを感じますねお花の季節がやってきたのでチューリップや桜など見に行くのがワクワクします
さて、今回は、歯ぎしりについてお話したいと思います。『歯ぎしり』は皆さんも一度や二度は耳にしたことがあるのではないでしょうか
歯ぎしりとは、上下の歯をギリギリとすり合わせたり、グッと食いしばったりすることをいい、専門用語では『ブラキシズム』と呼ばれます。
この歯ぎしりをすることによって、起こってくる問題点があります。
・肩こり、偏頭痛、顎の疲れ、目の奥の痛みなどの原因になることがある
・歯が削れたり、割れたりすることがある
・歯科治療で入れたセラミックなどのクラウン(被せ物)が割れることがある
・歯周病が進行しやすくなる可能性がある
・顎関節症が悪化する可能性がある
・睡眠時無呼吸症候群との関連性が指摘されている
歯ぎしりは、ストレスを解消するために行われていると考えられています。歯ぎしりの原因として、局所因子は咬みあわせが悪い、全身因子は、精神的ストレスなどです。
なんと、歯ぎしりは成人の約80%のあるといわれています!しかも、自覚されている人は10%にも満たないといわれています
治療法としては、マウスピースです。夜寝る時にマウスピースを装着することで歯にかかる負担を軽減させることができます。
また、咬みあわせが原因の場合は矯正も視野にいれて診断します。
自然にお口を閉じ、唇が触れている状態では、人間の上下の歯は触れていないのが正常です。歯ぎしりの自己チェックとして、以下の状態の時、上下の歯が触れていないか確認してみてください
・長時間、人と話をしないで仕事に集中しているとき
・料理や読書をしているとき
・車の運転をしているとき
・スポーツをしているとき、など
まずは口元を緩め、リラックスすることが大事です
もしかして歯ぎしりしているかも・・・、歯が削れてきているかも、など気になった方はぜひ相談してくださいね
衛生士黒田