2005年05月26日
歯科医療の基本はまず予防です。
最新の事前検査でまず、症状をしっかり把握した上で一人ひとりに最適な予防方法をご提案いたします。アフターケアも万全です。
サリバテスト(唾液検査)とカリエス(虫歯)リスク
虫歯のでき方には大きな個人差があります。そこで、患者さん一人ひとりの虫歯の危険度を検査して、個別に予防のプログラムを作るというのが新しい虫歯予防の考え方です。サリバテスト(唾液検査)では、虫歯菌であるミュータンスとラクトバチラスの成育状態、そして唾液の分泌量と緩衝能が分かります。虫歯菌の数が多いほど、食後に大量の酸がつくられます。また、その酸を早く洗い流すためには、唾液の量と質が関係しますし、酸を中和する緩衝能が強い方が虫歯になりにくいといえます。その他、磨き残しの量や食生活など、虫歯の危険度を知るための8つの項目を4段階に評価して、虫歯になる危険度をグラフで表します。この結果にそって、担当の歯科衛生士が患者さんと個別にカウンセリングを行い、適切な虫歯予防のプログラムを作成するのです。